特別教育講習会
この資格は、どんな業務に必要でしょうか?
高所作業車は、高所における工事・補修・点検などの作業のために使用されます。
高所作業車とは、高所における作業を行なうために人が乗る作業床を持ち、昇降装置により上昇下降し、自走できる機械です。
この特別教育を修了すると、作業床の高さ10m未満の高所作業車を運転することができます。
この特別教育の講習内容は次の <(1) 学科教育> と <(2) 実技教育> で構成されています。
(1)学科教育
科目 | 範囲 | 法定時間 |
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高所作業車の作業に関する装置の構造および取扱の方法に関する知識 |
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3時間 |
原動機に関する知識 |
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1時間 |
高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識 |
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1時間 |
関係法令 |
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1時間 |
(2)実技教育
科目 | 範囲 | 法定時間 |
---|---|---|
高所作業車の作業のための装置の操作 |
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3時間 |
安全のための知識
4mクラスの高所作業車の運転業務の”安全ポイント!”
作業床の高さが4mクラスの作業車の運転では、高さが低いことからついつい注意力が散漫になりがちです。
小さくても油断は禁物!!
以下は、4mクラスの高所作業車の運転業務の ”安全ポイント” を集めてみました。
安全ポイント
不用意な操作は事故のも
と!!
周囲の状況をよく確認してから走行すること。
4mクラスの高所作業車は走行によって高所での連続作業ができることが大きな特長ですが、 タイヤが小さく、ちょっとし
た障害物でも乗り上げるとバランスを崩します。
走行方向の床に障害がないか、他の作業員や車両、足場や梁に接触する恐れがないか、
上下、左右、前後を確認してから操作してください。
安全ポイント
乗降口のチェーンを必ず掛け る!
搭乗したら、すぐに乗降口のチェーンを掛け、安全帯のフックを手摺りに掛けるよう習慣付けましょう。
ただし、チェーンには寄り掛からないこと。手摺りと違い不安定なので、思わぬ事故につながりかねません。
※TAKITOMIでは、安全上の理由から、”乗降口がチェーンタイプの機種の保有”を禁じている為、保有機は全て”棒タイプ”になっています。
安全ポイント
作業床を上げたまま、他に乗 り移らない!!
作業床から他の場所へ移動する場合は、必ず作業床を完全に下まで降ろしてください。
転落事故の多くは乗り移り時に起こります。作業床を上げた状態の時は車両から離れないようにしましょう。
安全ポイント
バッテリー液を補充し、
週に1度は均等充電を実施する。
安全作業のために用意した機械も動かなければ宝のもちぐされ。1日の作業終了後は必ず充電。
そして週に1度はバッテリー液をチェックし、少なければ補充して均等充電を実施してください。